家での飲み物(酒の代わりに)

 11日間の入院ののち、退院しました。家ではもう酒を飲まない、と誓って帰宅しました。

 これまでのお酒の代わりに飲むものについて書きます。これが今、僕の体にしっくりきています。これが一番です。

 「レモンの酢」×ウィルキンソン タンサン レモン」 

 

  「レモンの酢」は、いろんなブログでお勧めされていました。レモンの酸味がきつくなくて、でもレモンの味はしっかりして、おいしい!

 500mlの小さなパックですが、6倍に薄めて飲むタイプなので、1本あれば1週間くらい充分もちます。

  で、僕は「レモンの酢」を炭酸水で割ります。炭酸水はいくつか試しましたが、「ウィルキンソン」の「レモン」がベストと感じます。ダブルレモンですね。

 炭酸水にすることで、レモンサワーに近い飲み口になります。

 ちなみに炭酸水の中では「サントリー天然水スパークリング・レモン」とどちらがおいしいか悩みました。

 飲み比べていると、次の違いがあると感じます。

ウィルキンソンレモン

 ・レモンが前面に出ている。

 ・ジンジャーっぽい風味もあり、刺激強め。

サントリー天然水スパークリング・レモン

 ・レモンは引き立て役(「水」がメイン)。

 ・全体的におとなしい印象。

<結論>

 「レモンの酢」を割って飲むには、ウィルキンソンのほうが好き。レモンの風味がより際立ち、さっぱりしたあと味。お互いを高めあうように感じる。

エレンタールについて

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エレンタール(飲みかけ)

  急性膵炎を発症した当日、僕は入院せずに帰宅しました。自宅での食事は止められましたので、処方されたのがエレンタールでした。食事の代わりに栄養を補給するためのものです。

 エレンタールは飲み物です。ペットボトルのような容器に粉が入っています。この粉が栄養剤。ボトルに自分で水を入れて、上下に振って混ぜてから飲みます。粉からつくるポカリスエットに似てますね。

 エレンタールの面白いところは、フレーバー(味付け剤)がセットでついてくること。フレーバーは選ぶことができて、オレンジ、パイナップル、青りんご、ヨーグルト、コーヒー、梅など10種類あるそうです(EAファーマ(株))。

 入院中の絶食から食事許可への移行期間にもエレンタールが出てきました。エレンタールを飲んで、消化に影響がないか、すなわち痛みが出ないか様子を見ます。

 僕はエレンタールの味が好きで、フレーバーも選べるので、おいしくいただけました。エレンタールを一日1本しかもらえないときは、もっと下さい!と言いたくて仕方なかったです。

 ただ、どうしても苦手な方が多くいらっしゃるようです。僕は幸いでした。

これまでのアルコール歴

 ここで僕のアルコール歴をまとめておきます。

 酒を飲み始めたのは大学生のころ。当時は金がないこともあり、友達と集まったときに飲むくらいでした。毎日飲むようになったのは社会人になって。20代の早いうちに、仕事のストレスを酒で流すことをおぼえてしまいました。最初のうちは量は少なかったです。しかし次第に耐性がついて、量が増えていきました。

 僕はもっぱら自宅で飲んでました(外で飲む機会ももちろんあります)。好きなお酒は米焼酎です。フルーティだから。「白岳」や「繊月」など球磨焼酎がよいですね。

 で、直近では、焼酎の1升(1.8リットル)を1週間で空にするくらいのペースでした。帰宅して、着替えたら、グラスに焼酎を注いで飲み始める。食事をし、風呂に入り、テレビを見て、と過ごすわけですが、その間飲み続ける。寝るまで飲み続ける。そんな飲み方です。

 嫌なことがあった日なんかは酒の量も増え、翌日の仕事に二日酔いでいくこともしばしば・・・(情けない)。

 そんな飲み方がたたって、30歳代の後半には肝臓の数値(γーGTPなど)が徐々に悪くなっていました。ただ、特段の自覚症状がありません。習慣を変えるきっかけをみつけられないまま、惰性で飲み続けてきたというのが近いと思います。

 自覚症状は特段ないと書きましたが、強いて言うならば、背中の左側中央付近に、ずっと違和感がありました。痛みではありません。こったような症状があって、押してマッサージすると気持ちいい。

 急性膵炎で背中に痛みを感じる人もいるらしいので、もしかするとすい臓の悲鳴だったのかもしれない、と今にして思います。

 退院後飲酒をやめてから、背中の違和感は、ほぼなくなりました

酒をやめるために決めたこと

 みなさんの体験談を読んで、酒をやめるために、退院したら次のとおりにしようと決めました(入院中なので暫定的なところはあります)。

 

①大前提

 酒を飲まないことを最優先にする。飲みたい欲求をごまかすためなら、多少費用がかかってもよしとする。

②予算

 今まで酒に月15,000円は払っていたので、これを原資にする。

③代わりに飲むもの

 酒の代わりに何か飲むようにする。それでごまかす。炭酸水やトマトジュース、スープあたりは自分になじむかも。

④自宅の酒の撤去

 自宅にある買いだめしてたお酒は、泣く泣く潔く撤去する。

⑤今まで酒飲んでた時間の穴埋め検討

 夜が確実に暇になるので、けっこう戸惑うと予想。こればかりは何か趣味を見つけないと厳しい・・・。ゲーム?読書?ウォーキング?

 

 参考になれば幸いです。

入院中、酒をやめるために調べてみた

 入院中はもちろん酒を飲みません(飲めません)。自然と飲まない生活になります。なので、この流れを活かして、退院後飲まない生活に移行したいと考えました。

 スマホで見ていると、たくさんの人が急性膵炎の体験談をブログに載せていました。アルコール性の人、胆石による人、原因不明の人、さまざまです。アルコール性の方はたいてい、酒との付き合い方のことも書いてあり、とても参考になりました。

■酒をやめるためにその①「酒の代わりの飲み物」

 僕は毎日飲んでいるので、まず、代わりになるものを探さないとと思いました。アルコールでなくても、何か喉を通すようにすれば、それが穴埋めになると期待できます。

 みなさん、次のようなものを挙げてました。

 ・炭酸水

 ・スープ

 ・お茶

 ・トマトジュース etc.

 自分が好きなものを見つけるのがなによりです。

 結果、何を飲むようにしたかは、別途書きます。

■酒をやめるためにその②「酒をやめるとこんないいことが」

 酒をやめたらこんなことがある(こんないいことがある)と、それまで酒飲みだった人がいろいろと書いてらっしゃいます。

 ・すぐに酔う(酒に弱くなる)

 ・酒がまずく感じる

 ・酒以外の飲み物がおいしく感じる

 ・朝の目覚めがすっきりする

 ・体調が抜群に良くなる

 ・酒を求めコンビニに行かなくてよくなる

 ・使える時間が増える

 そのほか、

 ・飲酒による多幸感は錯覚

 ・酒がないとできないと考えてることは、たいてい思い込み

 ・今はやめて良かったとしか思わない

といったコメントもありました。

 なるほどと思いつつ半信半疑でもありますが、やめるからには信じようと思いました(信じないとやってやれないというのが本音です)。

 

 

 

入院中、食事の再開まで

 入院してから、食事の再開までをまとめます。

■入院1~2日目

 ・・・点滴のみ

■入院3日目

 ・・・昼食時にエレンタール(成分栄養剤)をいただく。飲んでみて、腹部の痛みなど出なければ、1日1本ずつ増やしていく(すい臓に消化活動をさせてみて、反応がないかを見る)。

■入院4日目

 ・・・エレンタール2本に(朝・夕)

■入院5日目

 ・・・エレンタール3本に(朝・昼・夕)

■入院6日目

 ・・・食事スタート。初日から1日3食。ただし3食ともごはんはおかゆ。おかずはサラダやみそ汁など脂質を抑えたもの。それでも最高においしかったです!

■入院7日目以降

 ・・・おかゆが普通のごはんに変更。おかずは同様に脂質抑制。

 ※食事スタートに伴い、点滴は終了しました。

 

 エレンタールについては、別途書こうと思います。なかなか思い出深いアイテムでした。

MRI検査

 入院3日目、MRI検査を受けました。

 急性膵炎の原因は大きく2つあるそうです。ひとつはアルコールによるもの。もうひとつは胆石によるもの。

 僕の場合、日ごろから飲酒の習慣があったので、アルコール性と予想されていました。そのことを確認するのがこの検査の目的です。胆石がないことを確認することで、アルコール性だとほぼ特定することができるからです。

 MRI検査は、磁石と電波を使って体内を画像化するものだそうです。X線を使わないので、レントゲンやCT検査と違って放射線被ばくがないのがひとつの特徴とのこと。

 MRIは大がかりな検査です。それでも必要なのは、すい臓が見えにくい位置にあるからだと思います。

 この検査は、全身が狭いトンネルの中に入った状態で受けることになります。なので、狭いところが怖い人は難しいらしいです(事前に説明があります)。そして検査中は、うるさい工事現場のように、ガンガン!ドンドン!という音が終始聞こえます。

 けっこう時間がかかって、20分くらい?

 僕はさほど気になりませんでしたが、苦手な人もいるだろうなと思います。

 検査の結果、胆石など見つかりませんでした。やっぱりアルコール性でしょうね、となりました。